nanocolor(ナノカラー)

Creator Zine(クリエイタージン)様取材|大切なのは感情 “良い”広告クリエイティブから考える、デザイナーがマーケティングの感覚を掴む方法

大切なのは感情 “良い”広告クリエイティブから考える、デザイナーがマーケティングの感覚を掴む方法

広告クリエイティブを制作するデザイナーにとって、「マーケティング」の視点は大きな武器になる。だが小難しい専門用語が飛び交うがゆえに、苦手意識を持っている人もいるかもしれない。今回話を伺ったのは、大阪に拠点をおくBtoC専門のマーケティング制作会社「nanocolor(ナノカラー)」の代表取締役である川端康介さん。制作会社でありながら、デジタルマーケティングの支援をベースにクリエイティブの提案を行っている。起業10年でLP約1000本の制作から運用解析までを担ってきた川端さんの経験から、デザイナー視点でのマーケティングのエッセンスを読み取っていこう。

 

制作費用は工数ではなく「提供する価値」から算出 nanocolorのこだわりとは

 川端さんの経歴をさかのぼると、入社した先で楽天への出店を任されたことからデザインのキャリアは始まる。パソコンの扱いかたを知らない状態から、独学でウェブデザイン、LPやバナー、広告、そして商品開発や配送など、ECという事業に関わるすべての業務を経験したという。

「当時は自社ECの売上をあげることがすべてでしたので、デザイン制作は事業施策のひとつという位置づけだったのですが、ある日、知り合いの方からデザイン制作を頼まれたことがあり、とても感謝をしていただけた。こうした体験がきっかけで、運用のサポートや制作事業について考えるようになりましたね」

 nanocolorが提供するサービスはLPの制作がおよそ半数弱を占めている。クライアントの予算金額の中でできることを考えていくやりかたではなく、川端さんが目指したのは別のアプローチであった。「制作工数を増やすことでデザインの質をあげることができ、それによりクライアントの売上はあがるのかと考えたら、決してそうではない。目標値から逆算して必要な施策とそれにともなう制作物が必要であり、そのための広告クリエイティブを私たちから提案するようにしました。

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