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代表インタビュー|求められるデザイナーって?

こちらの記事は、前回からの続きです。

今回は、代表の川端にnanocolorが持っている強みについて聞いていきたいと思います。

― 「美容・コスメ商品や健康食品への専門性が高い」という強みを持った制作会社ですが、背景には何かあったのでしょうか。

起業した当時はまさになんでも作ります!って会社でした。
もちろん、仕事もツテもないし、デザインは独学だし、制作会社での経験もない自分にとって、
できることは「なんでも作ります」しかなかったです。

そうやってガムシャラにやっているときに、クライアントの満足度には2軸あると感じました。
一つは「担当者の満足度」もう一つは「法人としての満足度」

― 「満足度」にも2つあると。

はい。
好み通りのデザインを作ってくれた満足度は、ヒアリング力と再現できる技術力さえあれば良いと思います。
これは時間さえあればできることだと思う。

でも、この制作案件ってなぜ発生したの?と考えた際、企業に課題がありその解決策としてデザイン領域の作業が発生した。
だから案件になって僕の前に現れているんですよね。

その背景を考えると、本当は「クライアント好みのデザイン」を作るのがゴールではなく、
解決策自体を提案した方が良いのでは?その方が企業満足度は高まるのでは?とすごく感じてました。

僕自身、デザインを作ってはいましたがデザイナーという自負もなかったし、
なにより自分のデザインに自信があるわけでもないし…

そういった意味では「デザインでなんでも解決できる」つもりは全くなかったです。
だから「課題を理解して寄り添う」事が、当時の限界でしたね。
本当は寄り添うだけじゃなく解決したかったんですよ。

― 寄り添って親身に話を聞けば良い、では「法人としての満足感」には繋がらないというわけですね。

もちろん担当者の満足感も大事ですが、それだけでは良いデザインはできません。

そんな時期にまだペーペー真っ只中の僕に、結構大きな化粧品メーカーさんの案件を相談されました。
最初の打合せでは、重役クラスの方々や広告代理店の人、コンサルタントの人たちの中に、
たった一人でHPの改善の立案機会をいただいたんです。でも当時の僕にはもう地獄でしたね(笑)

でもなぜか、その時の提案が通り、正式にデザインの依頼を頂きました。
いざやってみると、僕の立ち振る舞いや発言内容、制作物のクオリティなどがいかに低レベルなのか、と痛感しました。

クライアントにはなんとか満足していただいてたのですが、
僕にとっては恥ずかしいを通り越した感情でしたね。その時は外を歩くのも嫌なくらいでした。

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― 満足は頂いたものの、技術やしぐさなどの基礎が付いていっていなかった。

その時から、ものすごく化粧品の事やその市場のビジネスモデル、成分などめちゃくちゃ勉強しましたね(笑)
二度と同じ思いをしない様に、そしていつか同じ規模の企業から相談されても怖気付かず、納得させてみたい!という。

そういう思いがあって、専門性を高めて知見もためる必要もあったので、
ある日、急にリピート通販のLPの専門会社と謳い始めました。

今となっては、結果的に良かったと思っています。

― 社内にいるデザイナーにはどの様なマネージメントを行なっていますか?

僕は今でもデザインやディレクションを現場で行なっていますが、
デザイナー、ディレクターというつもりで動いてはいません。

そもそも、僕には教えてもらった経験がないので、デザイナーやディレクターが
どんなマインドで働いているのかあまりよく分かっていません…

全てはお客さんに教えてもらえた様な気がします。

だから、僕は社内のデザイナーには「人から求められるデザイナー」になって欲しいと伝えています。
技術はあまり教えた事がないですね。むしろ教えて欲しいくらいです。

― 求められるデザイナーとは?

さっきも話した様に、案件には案件化した背景があって、
その理解力や提案力がクライアントの満足度に繋がっていると思っています。

もちろん理解していても、的外れなデザインを作っていたら話にならないですが…

理解しているつもりでも、いざデザインだけをやると「作業」になってしまうんです。
それが良くない状態だと思っています。

― デザイナーにおける「作業」とは何でしょうか?

修正依頼で「文字を赤にしてください」って言われればデザイナーは赤に変更しますよね。
これだけやれば作業です。

でも、僕らがデザインを通じてクライアントと関わる中には「修正」「調整」「変更」があります。

あるべきモノに正す事が「修正」であり、
それに近づける事が「調整」
違うものに変えるのが「変更」です。

黒と決めていたのに赤にして欲しいと言われたら変更です。
でも、制作物の目的に沿うために赤に変えるのは調整。

赤にしたい意図を理解してて、その意図をデザインで表現する方法は山ほどあると思います。
それを提案するのが、僕の言う「求められるデザイナー」です。

>次回記事、「デザイナーが「作業」ではなく「デザイン」をきちんとするためには?」へと続きます。

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