目次
1.まえがき
ーマーケティングの運用自動化が進む中、なにを大切にすべきかー
デジタル領域におけるマーケティングはAI台頭による自動化が進み、人が関与する部分が少なくなっていく時代に突入しています。自動化によって効率化は進むものの、一方で「人はどんな時に感情が動くのか」という消費者のニーズに対して想像する機会は激減しているともいえます。 人の感情を数値化することはできません。しかし、データとは「人が行動した痕跡」です。その痕跡の背景には必ず人の感情が動いており、人間心理を知ることが再現性のある施策や打ち手を生み出すことに繋がると考えています。 マーケティング支援会社も制作会社も、目指すゴールは同じく「広告主の抱える問題を解決し、利益に貢献する」ことです。そのためには、 ①本質的な消費者理解を深める ②施策や打ち手を生み出す思考の幅を広げる ③再現性ある仕組みに落とし込む ことがとても重要です。 目的は同じながら、事業モデルが異なることで断絶が生まれがちなマーケティング支援会社と制作会社が、これからどのように手を取り合っていくことが事業課題の解決に貢献できるのかを共に考えるために、株式会社ピアラ様で勉強会を開催しました。 今回は、マーケティングコミットカンパニー株式会社ピアラの中山様と、株式会社nano color 代表取締役の川端との対談形式で勉強会の内容を振り返っています。ぜひご覧ください。