キーワード分析
情緒的な購買行動を把握し、
再現性のある施策を具体化します。
ナノカラーでは、検索ボリュームや表示回数、クリック数/率、オファーボタン到達数/率、CV数/CVRなどの項目別に分析を行い、「獲得数の高い訴求」などを設計した上でコンテンツ開発・コピーライティングを行います。
一般的にキーワード分析とは、検索エンジンから自社サイトに訪れたユーザーの検索意図を理解することです。ターゲット像やコンテンツを形成する上で欠かせない要素となるためマーケティング戦略において重要な分析となります。
ユーザーが検索するキーワードには、ニーズや感情、意志などユーザー心理が現れると言われています。認知→比較→検討…のような順序でなく、常に言ったり来たりし、論理で説明のつかない購入行動がみられるのはBtoCならではです。そのため、再現性が難しく、法則性だけで語り切れない領域が広いと考えています。様々な購買行動から共通点を見つけるために、弊社では基本的なキーワード調査を欠かさず行います。その上で、商品を落とし込むべき市場とポジショニングを決定します。
キーワードプランナー/Googleトレンド/サーチコンソール/共起語ツール
検索クエリからユーザーをセグメントするための分析
様々な検索意図を持つユーザーのニーズを、一つの施策で対応するには限界があります。
そのため検索クエリの内容から潜在層/準顕在層/顕在層の3種類のユーザー属性に分類しそれぞれに適した施策を行います。
1.情報や知識を探したい(インフォメーショナルクエリ)
潜在層・・・コンバージョンまでの距離:遠
疑問や悩みを自覚し解決するための情報を得たいという意図が含まれている検索クエリです。このユーザーはCVに至るまでに距離があり下記のようなキーワードで検索を行います。
「シミ 化粧品」「ダイエット 方法」「足 むくみ解消」
2.特定のサイトに訪問したい(ナビゲーショナルクエリ)
準顕在層・・・コンバージョンまでの距離:中
「このサイト・ページにアクセスしたい」というはっきりと定まった意図がある検索クエリです。悩みの解決方法が決まり使用する商品を比較検討している段階です。このユーザーは下記のようなワードで検索を行います。
「アットコスメ」「楽天市場」「比較」
3.購入や予約など取引したい(トランザクショナルクエリ)
顕在層・・・コンバージョンまでの距離:近
トランザクショナルクエリは、何かが欲しい、何をしたいなどの明確な意図が決まったユーザーです。
「資生堂 化粧水」「自宅近くのRIZAP」など最終目的(コンバージョン)に近い明確な意図があります。
このように検索クエリごとにユーザーが求めている情報が違うため、それぞれのコンバージョンに至るまでの距離は異なります。
したがって、潜在層には「悩みの自覚」と「解消法の認知」から始める中・長期的な施策、顕在層には明確な意図を持ってページに訪れたにも関わらず購入に至らなかった原因を解消し、獲得漏れを減らす短期施策などを実施することで、ユーザー属性に適した個別の施策や広告操船設計を考えることができます。